突然、1枚の葉書が来ました。差出人の欄には、見慣れた料理屋さんの住所と名前のハンコが押してありました。以前は、ハガキを沢山出す人が、簡単に差出人の欄を埋められるように、住所と名前の入った自分だけのハンコを用意するのは当たり前でした。パソコンで作成してプリンターで印字した年賀状が多くなって、このハンコを見かけることもほとんど無くなりました。料理屋さんからこのハンコ入りの葉書を頂くたびに、真面目な女将さんの顔を思い出して、何だか嬉しくなっていました。「今度は何のご案内かな、河豚(ふぐ)鍋かな、鶏鍋かな…。」と丁寧な文面を読み進みました。今日は様子が違っていました。「諸般の事情と共に、年寄り二人の体力の限界も伴いまして…。」閉店のご案内でした。それも、今月末付けで。女将さんの笑顔、ご主人さんの自慢話、鍋の湯気。今まで何度も食事をさせて頂いた時のシーンが、走馬灯のようによみがえりました。またひとつ、岡山市内の憩いの場を失って、傷心のMr.コルクでした。

 

 

 

 

傷心のMr.コルクの愛用しているコルクバッグ、

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