金融関係の会社に就職して10年ほど経った頃、まだ若かった私は、いわゆる「どさ回り」の仕事を命じられました。地方の会社に私募の社債の発行を勧誘するという、大変難しい仕事でした。当時この社債の金利は高く、「発行すると会社の格が上がります」というセールストークを連発しても、ほとんど反応はありませんでした。そんな私の唯一の楽しみは、自宅のあった名古屋までの帰りの新幹線で飲む缶ビール。安い「つまみ」も仕込んで飲む一杯の味は極上のものでした。今年2月に広島市内で開催された「ビジネスフェア」の応援に駆り出されて、コルクバッグやコルク雑貨の展示の説明員をする機会がありました。たった半日ですが、歳をとった私の体には、立ち仕事は休み休みでしたが堪(こた)えました。そして、広島から岡山までの帰りの新幹線の中で飲んだビールの旨かったこと。それは、はるか昔の、若き企業戦士だった頃飲んだビールの味と変わりませんでした。

 

 

 

 

私が説明員を勤めた、コルクバッグやコルク雑貨については

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http://uchiyama-cork.shop-pro.jp/