Mr.コルクのつぶやき

Mr.コルクのつぶやき (88) 「チンダイ貝」

私が子供の頃によく食べた「おふくろの味」のひとつに、「チンダイ貝の天婦羅」があります。当時児島湾(岡山県倉敷市児島)では、この貝が豊富に獲れました。一般にはマテ貝と呼ばれているようですが、形が兵隊さん(鎮台(ちんだい))に似ていることから、チンダイ貝と呼ばれています。それから50年余り。児島湾の淡水化の影響もあるのか、チンダイ貝は姿を消しました。今では年1回、有明海(九州)産のものを馴染みの料理屋さんに取り寄せてもらい、職場の仲間とすき焼きにして食べるのが恒例行事となっています。母親が幼い私に作ってくれた天婦羅は、一旦甘辛く煮たものに衣をつけて揚げており、私と同年代の岡山県民は大抵、家庭でこの味を経験しています。今は高級食材となった「チンダイ貝」。でもMr.コルクにとっては、いつまでもお袋の味でした。

 

 

 

 

チンダイ貝の天婦羅のように、使う人を懐かしい気持ちにさせる

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Mr.コルクのつぶやき (87) 「仕事の後の缶ビール」

金融関係の会社に就職して10年ほど経った頃、まだ若かった私は、いわゆる「どさ回り」の仕事を命じられました。地方の会社に私募の社債の発行を勧誘するという、大変難しい仕事でした。当時この社債の金利は高く、「発行すると会社の格が上がります」というセールストークを連発しても、ほとんど反応はありませんでした。そんな私の唯一の楽しみは、自宅のあった名古屋までの帰りの新幹線で飲む缶ビール。安い「つまみ」も仕込んで飲む一杯の味は極上のものでした。今年2月に広島市内で開催された「ビジネスフェア」の応援に駆り出されて、コルクバッグやコルク雑貨の展示の説明員をする機会がありました。たった半日ですが、歳をとった私の体には、立ち仕事は休み休みでしたが堪(こた)えました。そして、広島から岡山までの帰りの新幹線の中で飲んだビールの旨かったこと。それは、はるか昔の、若き企業戦士だった頃飲んだビールの味と変わりませんでした。

 

 

 

 

私が説明員を勤めた、コルクバッグやコルク雑貨については

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Mr.コルクのつぶやき (86) 「ドラ魔」

いつものコンビニで買い物をしていました。書籍コーナーの前を通った時に、漫画本の棚を何気なく見ていると、ブラックユーモア傑作選「Y氏の隣人(吉田ひろゆき作)」という単行本が目に止まりました。「第3巻」と表示してあったので、「結構人気作家なのかな」と思いましたが、そのタイトルの「ドラ魔」という文字が気になって、結局衝動買いをしてしまいました。

漫画本には、全部で18話の短編が入っていました。気になった「ドラ魔」ですが、平凡な学生である主人公が、目の前に現れた怪しげな映画監督に「自分の人生というドラマの演出」を任せてしまったために破局に向かう、ちょっと怖い物語でした。他の作品も、この作家の持つ独特の雰囲気が伝わって来て、不気味な空気が漂う、でも何故か心に残る物語ばかりでした。

還暦をとうに過ぎた私が読んだこの漫画本。今の若い人たちをどんな気持ちにしているのか、ちょっと聞いてみたいMr.コルクでした。

 

 

 

ブラックユーモアの後に、コルクの明るい色合いで

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